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| ネットコミュニティシステムEP71(II) |
本社の社内LANは10年前、Windows3.1の時代に構築された。今日のIT化成功のカギは、10年前の苦労にあると長谷山氏は語る。
「機械警備※2という仕事は、一種のITですからね。そういう背景もあり、パソコンの導入は早かった。10年前、現在の本社ビルを建てる際に、それまで単独で動いていたパソコンをネットワークでつなぎ、情報の共有ができるようにしたのです。」
まだまだ普及していなかったLANの導入。ソフトの不具合などのトラブルも頻発した。さらに、社員が不慣れだったこともあり、LAN導入後でさえ、データをフロッピーディスクでやりとりする風景も見られた。
「社内の啓蒙のためには、簡単なものから興味を持ってもらうようにし、遊び気分での利用も黙認していました。まずはパソコンに慣れてもらうことによって、それが業務にも反映されるようになっていったのです。」(鈴木氏)
導入の推進役であるふたりにとっては、現場への啓蒙活動はもちろん、上司の説得も重要な役割である。
「上の人は、具体的なメリット、特にコストメリットを重視しますからね。そこをきちんと押さえて説明をする。でも最近は、導入の成果がきちんと出ているので、ほとんど任せてくれるようになりました。」(長谷山氏) |