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在庫管理と事務処理の軽減が、今回の導入の目的だった。導入の成果はどうだったのだろうか。
「在庫管理についてはこれからですが、事務処理については明らかに軽減されています。たとえば売り上げを計上するにしても、納品先に渡す伝票にしても、それぞれ別に作成しなくてはいけなかったところが、1回の入力で済みますからね」(伊藤氏)
「営業部では、これまで経理が月1回まとめた売り上げ実績を確認するだけだったんですが、今はいつでも見られます。毎日画面を見ながら、自分の部署の売り上げを確認しているみたいですね」 (伊藤氏)
約1年にわたる開発を経て導入した販売管理システム。だが、これは、第1弾であり、導入に当たって描いた全体プランへ向かっての序章でもある。
「まだ在庫データを入れていないので、それが入るとかなり効果が出てくると思いますね。そのあとに、生産管理システムを入れて、会社全体を一括で管理できるようにしていきたいと思います」(高橋氏)
「今回導入したことで、システムの全体像が見えやすくはなりました。今度、生産管理システムを入れるときには、今回ほど苦労しないでしょうね」(伊藤氏)
わからない中で開発を進めていくこと。そこにはやはり信頼関係が欠かせなかったという。
「100%信頼してやってきました。たくさん注文つけましたけど(笑)」(伊藤氏)
ただし、単に任せっきりにしたわけではもちろんない。
「ITに関する専門性だけでなく、当社の事情をより深く知ってもらったことが、成功の要因だったと思います」(高橋氏)
「技術的な部分では、ほとんど「おんぶにだっこ」だったのは事実です。でも、納得がいくまで時間をかけること、極力現場中心で考えること、そして結果自分たちがいかに楽になるかということを考えること。それが大切なんだと思います」(伊藤氏)
そして最後に全体を振り返って、高橋氏は言う。
「NTTに限らず、プロフェッショナルな技術や知識をもっているところと、うまく協力してやっていくということが大切なんだと思います」
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