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スムーズな移行を実現するために、齋藤氏とNTT東日本の担当者は、それぞれの立場で入念な準備をした。齋藤氏が次に手掛けたのは、短縮ボタンの割り振りと社員への説明の準備である。
「短縮ボタンも共通にすれば、他の拠点に行ったときもスムーズに使えます。36個の短縮ボタンのどこにどんな役割を割り振るか、全支店で使いやすいように検討しました」
登録済の短縮ボタンの移行をスムーズにするために、事前にエクセルで表をつくっておく。社内向けの説明書は、「外線をかけるとき・外線がかかってきたとき・社内へかけるとき」と、具体的な場面を想定し、それぞれの操作方法が簡単に理解できるようにする。こうした齋藤氏の工夫も、スムーズな移行を実現し、移行に伴う社員への負担を減らしたのである。
「どの拠点でも、工事は土日にしてもらいました。電話が止まるのは約2時間程度でしたが、事前にお客さまにご案内をし、緊急な用件は担当営業社員の携帯電話へ連絡してもらうよう準備しました。トラブルがあったのは、本社の電圧が足りず急遽、電力会社に依頼した一件だけ。移行は予想以上にスムーズでしたね。使いやすくなったと、社員にも好評です」
回線の高速化で、通信にゆとりもでてきた。齋藤氏は、そこを活用した、新たなステップを考え始めている。
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システム構成図
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「まずは、グループウエアの導入ですね。テレビ会議や支店の入り口のセキュリティもできるそうですから、順次、検討していくつもりです。ひかり電話の導入は、仕事環境をより快適、便利にしていくキッカケにもなったと思います」
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