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ユニフォームへの思い
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---ユニフォームは「会社の代表」と言われますが、一般の衣料品と異なるのは、どのような点でしょうか。
最大の違いは、お客様が着用されていらっしゃる限り100%の対応が求められることですね。1000人の社員がいるとすれば1000着揃っていて当たり前。999着では99.9%ではなく、ゼロに等しいんです。例えば、入社式に一人だけユニフォームが間にあわなかったら、その人の気持ちの上でも会社にとっても大きなマイナスになってしまいます。お客様のご満足あってのビジネスですから、結果は100%か0%しかない、という気持ちで取り組んでいます。
生産コストの関係からいま衣料品は海外生産が盛んですが、ユニフォームの場合は「間にあわなかった・品質に満足できないものが入っていた」では許されませんから、全面的な海外生産は難しい。当社が千葉にサービス工場をもっているのも、万一に備えて。たとえ赤字になっても、この体制は維持しつづけるつもりです。
---企画デザインから生産・販売まで一貫システムを構築されているのも、お客様の満足度向上のためですか。
ユニフォームは企業や店舗の代表ですから、デザインや色、清潔感やフィット感まですべて含めたユニフォームの印象が、そのまま企業の印象になります。また、仕事のために着用するわけですから、着る人の安心・安全が重要ですし、効率や業績のアップにも貢献できるようなものであってほしいと願っています。ですから、お客様の業績が向上し、そのなかでユニフォームの存在が認められたときは、素直に嬉しいですね。さらに、お客様のお客様から「いいユニフォームだね」と褒めていただければ、もっと嬉しい。お客様の業種や環境、流行にマッチし、さらに社員の方にも満足していただけることが、社員や私にとっての喜びなんです。正直に言いますと、「この会社にこのデザインは合わないのでは」と感じられるケースもないわけではない。「お客様が気に入られたデザインだから」と、そのまま納入し、結果としてマッチしないものになってしまったら、それは、やはり妥協してしまった私どもの責任だと思います。
---ユニフォームへのニーズは、産業や業種によっても異なると思います。得意とされているのは、どのような分野でしょうか。
当社は1951年にビジネスユニフォームやワーキングウェア、白衣の専門商社として創業しました。半世紀以上もの間ユニフォーム一筋に歩んできましたから、あらゆるニーズにトータルに対応できることも当社の特徴であり強みだと思っています。現在のお取引先は、官公庁や法人企業が中心。業種も一次産業からサービス業やアミューズメント企業まで、多岐にわたっています。特殊なものとしては、警察官向きの防弾チョッキや防犯ベストなども手がけています。ただし、学生服には進出しません。地元に学生服を専門にされている企業があるのですから、そこには配慮したいと思います。
---半世紀以上もユニフォーム一筋で歩んでこられると、心に残る出来事も多いのではないですか。
心に残る出来事といえば、横浜中華街での火事がありますね。当社のお客様である老舗レストランが火事で消失してしまい、再建の際弊社のユニフォームを採用いただきました。その後の再建パーティにお招きをいただいたときのことです。オーナーが再建に協力した方にと感謝状を手渡されたのですが、そのなかに当社も入っていたんです。普通でしたら、建築会社など、直接再建に関わった企業に贈られるものでしょう。当社がいただいたことにとても感激しましたし、お役にたったんだと心から嬉しく思いました。
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